今更だけどバニラって何??その正体と製法
本日のIKA Timesはイカの内容でお送りします
・バニラって何者?
・バニラの匂い
・天然バニラ / 人口バニラ
夏真っ盛りとなり、アイスが美味しい季節になりました!
アイスと言えばやっぱり…
イカスミ味ゲソね!!
砂漠の真ん中に取り残された状況でも絶対食べない自信あるわ
そんな変な味じゃなくて、やっぱり王道の”バニラ味”でしょ!
よく個性がないって言われないゲソ?
やかましい
さて、この誰もが食べたことあるであろう”バニラ味”
皆さん、その正体と製法をご存知ですか?
ということで今日のテーマは『バニラ』です!
バニラって??
ご存知の方も多いと思いますが、『バニラ』の元は植物です
海洋生物かと思ってたゲソ
なんでも自分の仲間と思うんじゃない
詳細はこんな感じ
【分類】
キジカクシ目 ラン科 バニラ属のバニラ種
【語源】
ラテン語のVaginaで『鞘』の意味
【主な原産地】
インドネシア、マダガスカル、メキシコなど
ん、ちょっと待つゲソ!この語源って…
うむ、『アレ』と語源は同じだ
ただ詳細を書くと、Google先生に目を付けられそうなので辞めます
真面目な記事を書く振りして、とんだエロがっぱゲソね
鼻の下伸びてんぞ
バニラの匂いについて
バニラ味の元が植物のバニラだってことは分かったゲソ
この花からバニラの匂いがするんでゲソ?
いや実はね、バニラの花は無臭なのよ
匂いがするのは種子(豆)の方!
正確には、収穫後に発酵・乾燥させた豆
だから、よく『バニラビーンズ』って言うんでゲソね
そうそう
イメージ的にはエンドウ豆に近くて、鞘に入ってます
乾燥も鞘に入ったまま行うよ!
この乾燥させた鞘を一般的に『バニラビーンズ』と呼んでます
ちなみにこの発酵・乾燥は『キュアリング』という名称です
バニラの匂いを出す上で、この処理過程が非常に大事!
イカリングなら知ってるゲソ!
ぐいぐい来るねぇ~
・バニラの花は無臭
・乾燥させた種子(鞘)がバニラの匂い
・乾燥させる過程を『キュアリング』と呼ぶ
天然バニラと人口バニラ
先ほど重要と話した『キュアリング』
非常に手間がかかることもあって、バニラビーンズは非常に高価なのです!
まぁ高価って言っても高が知れてるゲソ?
スナックエンドウなんて100gで100円ゲソよ?
ゲソ太、聞いて驚け
バニラビーンズは何と
『1本で300~500円』だ!
な、なんだってーーーーーーー!!!
このバニラビーンズから成分を抽出し、溶剤に溶かしたものを
『バニラエッセンス (オイル)』
と呼ぶんですが、いかんせんビーンズが高い!
ということで、人工的に合成した香料でかさ増しすることが多いです
そんな簡単に人工香料作れるんでゲソ?
たしかにバニラに含まれる全化合物を再現するのは大変だけど
幸い、バニラの香りの元になる化合物が分かってるんですわ
ほう、なんて化合物ゲソ?
その名も
『バニリン』
……このネーミングセンスでゲソ
ちなみに構造はこんな感じ
そんなに複雑ではないです
ちなみにどれくらい人工香料が流通したかと言いますと
2001年に消費されたバニリンが12000トン
そのうち天然のバニリンは1800トン
約7分の6が人工バニリンなんです
科学の力って凄いゲソ!
・バニラビーンズは高価
・バニラビーンズを抽出したものがバニラエッセンス
・人工香料『バニリン』が大活躍中
ちなみに…
2007年、国立国際医療センター研究所の山本麻由氏がバニリンの研究でイグノーベル化学賞を受賞されています!
凄いゲソ!どんな研究ゲソ?
聞いて驚け
『バニリンを牛糞から抽出した研究』
………
『バニリンを牛糞から抽出した研究』
科学の力って凄いゲソ……
では、バイバイカ!